【体験】”ジョブ型人事制度”とは【40代は必見】

自己啓発




ジョブ型人事制度って何?

 

ジョブ型人事制度が導入されるとどうなるの?

 

ジョブ型人事制度が採用された”中の人”の話を聞きたい!

この疑問にお答えします。

これまで日本企業では、”新卒一括採用”、”年功序列””終身雇用”メンバーシップ型雇用でしたが、昨今”スキル重視”である”ジョブ型人事制度”は最近、日本企業で導入が広がっております。

この”ジョブ型人事制度”は、本格的な採用をされると現在働いている社員にも大きな影響があります。

今回の記事では、実際にジョブ型人事制度が採用されている会社にいる”中の人”の体験をもとに、会社員目線での情報をまとめてみました。

◆記事の内容◆
1.ジョブ型人事制度、メンバーシップ型雇用について
2.ジョブ型人事制度のメリット・デメリット5選
3.40代会社員が”ジョブ型”に向けてやっておくべきこと3選
4.まとめ

この記事を読むことで、ジョブ型人事制度を導入されても慌てることなく、事前準備・対応ができるようになります。

ジョブ型人事制度、メンバーシップ型雇用について

”ジョブ型人事制度”とは、簡単に言うと「仕事に対して人をつける」という考え方です。

会社に必要な仕事を明確にし、その仕事に合う人を配置し、価値に応じて報酬を支払う制度のことです。

これまでの日本は、メンバーシップ型雇用”という形で、「人に仕事をつける」という考え方で、
会社を支える人材を長期的に育成していきました。

<メンバーシップの特徴>

・終身雇用
・年功序列
・新卒一括採用
・転勤
・異動

 

”終身雇用の崩壊”という言葉、聞いたことはありませんでしょうか?

テレワークなどの急速に広がる”働き各改革”と”専門性の高い人材を確保する”という面で、大手企業を中心に”ジョブ型人事制度”を導入されるつつあります。

例えば、日立製作所株式会社 、KDDI株式会社、株式会社資生堂、富士通株式会社 といった企業では、すでに積極的に導入されつつあります。

自分の会社では、まだまだ”ジョブ型人事制度”が導入されることはないだろうと思っているかもしれません。

しかし、この”ジョブ型人事制度”は経営者目線で見ると、専門性の高い人材を確保できるという面と不要な人材のカット出来るという面も持ち合わせているため、現在のコロナ渦のような不安定な状況では、今後特に広がっていくと思われます。

日本経済団体連合会(経団連)の会長も「1つの会社でキャリアを積んでいく日本型の雇用を見直すべき」 と提言しているよ

導入が進んでいる大手企業だけではなく、会社員の方々はみんな”ジョブ型人事制度”に対して
知識を持ち、準備を進めることが望ましいです。

”ジョブ型人事制度”導入によるメリット・デメリット5選

ジョブ型人事制度のメリット5つご紹介します。

1.やるべき仕事が明確になる
2.より高い仕事にチャレンジ出来る
3.評価が客観的、人間関係に依存しない
4.働き方の自由度が高い
5.仕事のできない上司は淘汰される

すでに確立したスキルがある従業員にとっては、評価されやすく仕事のし易い環境になると思われます。

また、若手は自らやりたい仕事に手あげして、専門性を高めていくということがしやすい環境になります。

また、嫌な上司がついても、ずっと我慢する必要もありません。

次に、ジョブ型人事制度のデメリット5つご紹介します。

1.人間関係が希薄になる
2.チーム力が評価されにくい
3.残業はマイナスに働く
4.ゼネラリストよりスペシャリストが評価
5.減給・降格が実施されやすくなる

現状の40代従業員で多いのは、幅広く業務を覚えてきて、何度も打ち合わせをし、報告書をまとめる、チームメンバー・顧客との調整など1つ1つは専門性が必要ではないが、幅広く業務をこなし、管理力のあるゼネラリストです。

そのため、40代にとっては”ジョブ型人事制度”は、特に悪い方向に働くことが多いと思われます。

40代会社員が”ジョブ型”に向けてやっておくべきこと3選

ジョブ型人事制度への対応として、やっておくべきこと3選は下記です。

・雑務をできるだけ行わない
・ポートフォリオを意識して仕事をする
・常に市場を意識する

次から詳しく説明します。

雑務をできるだけ行わない

40代会社員は、ある程度仕事を選択できる立場にいる方が多いと思います。

そこで、社外への発注、派遣社員の活用し、誰にでも出来るような雑務はできるだけ自分で行わないようにしましょう。

決して楽をしようとするわけではなく、その分自分の強みになりそうな仕事、専門性に繋がりそうな仕事を積極的に受けるようにしてください。

会社としても、中堅社員が難易度の高い仕事で成果を上げるほうが望ましく、Win-Winの作業の進め方です。

”ジョブ型”が本格的に導入前される前に、自分のスキルを磨いていきましょう!

ポートフォリオを意識して動く

雑務で減らした時間で、より自分にとって実になる仕事を選択していく必要があります。
その時には”ポートフォリオ”を意識して選択すると効果的です。

ポートフォリオとは、自分の作品集(実績や能力をまとめたもの)のことだよ

就職活動でも、よく使われるわね

自分のしてきた仕事の実績が、人にどれほど魅力的に映るかで評価は変わってきます。

例えば下記の2つではどちらの人材が欲しくなるでしょうか?

①規模20億、メンバ−1000人のプロジェクトマネージャーの経験があります
②チームメンバー10名の作業管理を行っていました

①の方が、効果的なポートフォリオになるのは一目瞭然だと思います。

効果的なポートフォリオが作れるように、日々の仕事を意識して動きましょう❗

常に市場を意識する

あなたの仕事の業界は、売上は上昇していますでしょうか。

最初にジョブ型は「仕事に対して人をつける」という説明をしました。

仕事が減少傾向の業界では、用意される”仕事”が少ないという状況となります。

仕事に対して人が余ってしまい、全く経験のない仕事しかないという状況も考えられます。下手をすれば足切りも考えられます。

そのため、常に市場を意識して、ニーズの多い仕事を考える。必要ならば仕事の変化を受け入れましょう。

”AI”や”5G”といった先端のIT技術に関わる仕事は、市場から見ると魅力的だよね❗

大手企業では、AIや5Gといった新しい分野に取り組む組織もあると思いますので、市場を意識して仕事を選んでいくことが大切です。

伸びる見込みのない業界・仕事しかない場合は、少ないポストでも勝ち取れるような
ポートフォリオを作る、もしくは社外に目を向けるのも1つの手です。

転職サイトに登録して、自分のスキルを登録して、転職先がどのようなものがあるか
確認みることをオススメします。

転職サイトでは、どのようなスキルの人材が求められているのか把握するのに非常に役立ちます。

私も下記のサイトから無料診断してみましたが、現実を思い知りました😅

転職サイト【ミイダス】 無料で診断可能。変な勧誘もありませんので、気軽にできます。

やってみると分かりますが、単純に管理職というだけでスキルがないとなると、転職先はほとんどありません。

これが40代以降は転職が厳しいと言われる現状です。

これまで会社のために幅広い経験を積みゼネラリストとして、ここまで来た方には”ジョブ型”は厳しい人事制度になります。

日本で本格導入される前に、ポートフォリオを研鑽することが大切です。

ニーズの多い仕事の実績があれば、ポートフォリオも光ります❗

まとめ

今回は”ジョブ型人事制度”を会社員視点でまとめてみました。

コロナ渦で働き方が大きく見直されている中で、経営者視線で見ると”ジョブ型人事制度”は魅力的です。

欧州では一般的、また経団連も推奨ということで、大企業だけではなく、中小企業にも広がっていく制度になると思われます。

中の人から見ると、”ジョブ型人事制度”を早期に導入する理由としては、成果の出ない年配者への適正な給与配当や足切り、また増えすぎた年配の高給取り幹部社員の整理といった経営者の思惑も感じ取れます。

会社に依存せず転職に視野に入れ備える、または副業から別の道を切り開くというアプローチも良いと思います。

副業に関しては、詳しく知りたい方は下記の記事を参考にどうぞ

単身赴任中がチャンス!?副業をやるべき5つの理由とは【お小遣いを稼ぐ仕組みを作ろう!】
単身赴任でお金もなく、することがない。副業は会社で禁じられている。バレたら大変そう。副業ってよく聞くけど、みんなどうやってるの?こんな疑問にお答えします。私も単身赴任前は副業始めようなどと考えていませんでした...

 

現在の会社にとどまるにせよ、転職をするにせよ人に魅力的に見える”ポートフォリオ”を持つことが大切です❗

40代でも決して遅くありません。

これまでの自分の実績とこれからの実績を誇れるものとして、日々邁進していきましょう。

最後まで読んでいただき誠にありがとうございました。

 

 

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