体験談|ジョブポスティング(社内公募)とは?メリット・デメリット3選

自己啓発

ジョブポスティングって何?

 

ジョブポスティングするとどうなる?

 

ジョブポスティングを採用している会社の”中の人”の話を聞きたい!

 

こんな疑問にお答えします。

◆記事の内容◆
1.ジョブポスティング(社内公募)とは?
2.会社員視点のメリット3選
3.会社員視点のデメリット3選
4.ジョブポスティングの方法、準備すべきこと

この記事を読むことで、ジョブポスティングの準備を整えることができ、キャリアアップに役立ちます。




 

ジョブポスティング(社内公募)とは?

ジョブポスティング(社内公募)とは、会社が必要とするポストや職種の要件を社内に公開し、社員自らの意思で応募した後、選考を経て異動を決定する制度となります。

もともと社内公募は昔からありましたが、ジョブ型人事制度が広がっていく中で、合わせてジョブポスティング(社内公募)も注目が集まっております。

ジョブ型人事制度についてはコチラ

【体験】”ジョブ型人事制度”とは【40代は必見】
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ジョブポスティングは、元々は新事業や、プロジェクトチームを新しく起こす際に用いられることが多い傾向でしたが、近年はジョブ制度と合わせることで、キャリアアップを目指す方にとって必須になる可能性があります。

例えば、課長補佐→課長に昇進するためには、ジョブポスティングを行って、自分の志望動機・どのような経歴でそのジョブに役に立てるかをアピールする。

その上で、社内選考して課長のジョブに着任できるという形となります。

キャリアアップするためにも、ジョブポスティングでアピールできる力が求められております。

ジョブ人事制度と組み合わせると、昇進にはジョブポスティングが必須になる可能性があるんだね❗

「まだまだうちの会社は、自動的に昇進していくよ」と考えているかもしれませんが、このジョブポスティング制度は経営者視点で見るとメリットが大きく、急速に広がる可能性があります。

例えば、売上の少ない組織を縮小し、新規事業を起こす。

その際に幹部含めてジョブ制度を行い不要な幹部は足切りし、コストカットしつつ、有望な人材だけを残す。

これを行うだけで「流動的な組織編成」「ムダな幹部ポストオフ(コストカット)」「有望な人材に適正な報酬」3つを合わせて行えるわけです。

年配の幹部でも、能力がなければ役職が外れる『ポストオフ』が行われるってことか・・・。

今の時代ではまだまだ従業員の反感を受けそうですが、日本企業でジョブ人事制度が広がれば一般化する可能性もあります。

そこで、キャリアアップを目指す方にはジョブポスティングを理解し、準備を行う必要があります。

会社員視点のメリット3選

ジョブポスティングのメリットは下記です。

1.自分のしたい仕事に応募できる
2.一気にキャリアアップできる可能性あり
3.上司の当たり外れに対する対応

詳細に説明します。

自分のしたい仕事に応募できる

ジョブポスティングは、どのような仕事か、勤務先での内容等の情報を把握した上で、申込みが行なえます。

また、同じ会社のことなので、社内コネクションを使えば、申込先がどのような仕事なのか把握することも可能です。

転職をするよりも、ある程度内情を知った上で、申し込みができるんだね!

一気にキャリアアップできる可能性あり

これまでは、一般→課長補佐→課長と段階的なキャリアアップを踏む必要がありましたが、求められる仕事によっては一般→課長というキャリアアップも可能になりました。

これまでは年功序列が大きく影響し、職場によっては年齢層が高い人が多く、なかなか幹部職につけないという状況もありました。

ジョブポスティング制度は、このような職場環境を打破することが役立ちます。

”順番待ち”をする必要がなくなるね!

上司の当たり外れに対する対応

上司との相性がどの職場にもあると思います。

同じ仕事をしていても、上司によっては良い評価をしてくれることもあるし、そうでないこともありえます。

ジョブポスティングは、上司の判断とは関係なく申し込みができますので、このような状況打破に役立ちます。

こき使ってばかりで、正当な評価をしてくれない上司から離れられる!

若手には特にこのような状況があると思います。

実際、私の会社では有望な若手が何名かジョブポスティング制度を使って、異動を行いました。

会社員視点のデメリット3選

ジョブポスティングのデメリットは下記です。

1.もとの職場の人間関係を損ねる可能性あり
2.これまでのやり方が通じない可能性あり
3.ポスト争いの激化

詳細に説明します。

もとの職場の人間関係を損ねる可能性あり

有望であればあるほど、異動元部署の影響は大きいです。

ジョブポスティングのメリットは、上司を通さず申請できることですが、本当にやりたいことのためにジョブポスティングを行うとするなら、上司に相談することもアリです。

しっかり相談されて異動と慣れば、応援してくれる方もいますし、場合によっては異動先で助けてくれることもあると思います。

やはり部下に何も言われずに移動される人は、色々思うところがでてくるので、良好な関係の上司であれば、先に相談することをオススメします。

人によっては「この仕事が終わるまでは」と引き止める人もいるかも知れませんが、そこは自分の判断でいいです!

これまでのやり方が通じない可能性あり

同じ会社といえども、職場によってやり方は全然違います。

これまで自分のやり方が通じない、理解してもらえないことは十分考えられます。

そんな時は、柔軟に新しい環境の考えを取り入れて対応していきましょう。

相手の部署のやり方をやってみる。その上で、改善できることがあれば改善することのメリットを相談してみる。

異動先で、自分の過去のやり方ばかり主張しても、受け入れてもらえないことも考えておこう!

ポスト争いの激化

ジョブポスティングの最大の効果とも言えますが、若手・ベテランそろってよりよい環境を求めてきますので、少ないジョブを求めてポスト争いは激化します。

これまでは段階的に次の椅子が用意される形でしたが、ジョブという”椅子取りゲーム”となります。

一旦取ったら終わりではなく、次の椅子を取れなければ、ポストオフされる可能性もあります。

”いい椅子”を取り続けるだけのスキルが求められるってことか。

ジョブポスティングで良い椅子を取ることが出来るよう、しっかりとジョブポスティングの準備を進めていきましょう!

ジョブポスティングの方法、準備すべきこと

ジョブポスティングの方法は下記の流れとなります。

  1. 会社から現在求められているジョブが発信される
  2. ジョブに申し込みを行う
  3. 自分をアピールする(面接、志望動機)
  4. 合否を待つ

3の方法については会社によって違いはありますが、基本は上記の流れとなります。

ジョブポスティングを成功させるコツは、なんといっても「自分をアピールする」という点です。

  • これまでどのような経歴があるのか
  • なぜジョブポスティングを行ったか
  • 新しい部署でどのようなことを行っていきたいのか
  • どのようなメリットを提供できるのか

このように見ると、気づかれた方もいると思いますが、『転職』の自己アピールとほぼ同様です。

逆に言えば、たとえ今は転職する気がなかったとしても、普段から転職活動の準備を行っておくことで、ジョブポスティング制度への対策にもなります。

”転職活動”を練習として、ポスティングを”本番”と考え方もできますね❗

普段の会社生活の中で、自己アピールをする機会はほとんどありません。

そのため、ジョブポスティング制度が採用された会社員の方々は、転職活動を実際に行ってみることをオススメします。

今は転職する気がなくても、転職活動をすることは全然問題ありません。

むしろ、今よりも条件が良い会社が見つかればという人が多く登録しているため、自己アピールの”練習”として転職サイトに登録はアリです。

転職サイトとしては、最初は気軽に登録できる”ミイダス”などの無料サイトがおすすめです。

無料で登録でき、どのような転職会社があるかすぐにシミュレーションできるので、気軽に転職活動を始められます。

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ジョブポスティングは、普段から対策・練習・面接慣れるなど自己アピール準備しておくことが成功のコツとなります。

まとめ

ジョブポスティング(社内公募)とは、会社が必要とするポストや職種の要件を社内に公開し、社員自らの意思で応募した後、選考を経て異動を決定する制度なります。

ジョブポスティングは”ジョブ型人事制度”と合わせて、今後、キャリアアップを目指す方は必須になる可能性があります。

上記が正式に慣ればポスト争いが激化するため、ジョブを勝ちとれるようにジョブポスティングに対して、今のうちからしっかりと準備を行っていく必要があります。

転職活動はリスクなく行えるため、ジョブポスティングの練習の場として是非検討してみてください。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

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